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プロポリスはアルコール抽出が最高?

time 2016/10/19

プロポリスはアルコール抽出が最高?

 

世界最高品質のグリーンプロポリスを発見した会社、寺尾養蜂の日本支社公式ブログにようこそ。
ブラジル産グリーンプロポリスは、世界の数あるプロポリスの中でも最高品質として有名です。
最近は、さらに品質が高いと言われるレッドプロポリスも出てきだしましたが、
いかんせん研究がまだまだ進んでいないため、実際の所どれほどの効果があるのかなど、不明な点も多くあるようです。

 

【プロポリスと抽出方法】

プロポリスというのはもともと、ミツバチたちが植物の分泌液を採集して唾液と混ぜて作り上げた物質を巣箱の入り口に塗り固めたもので、樹脂製の固形物質です。

プロポリスの原塊を直接食べても、ほとんどの成分は身体に吸収されませんし、
そもそも食べるとひどい下痢や腹痛に見舞われるでしょうから、お薦めできません(笑)

そこで、身体にしっかりと有効成分を取り入れるために、プロポリス原塊から成分を抽出する必要がでてきます。その抽出方法ですが、

  • アルコール抽出
  • 水抽出
  • 超臨界抽出
  • ミセル化抽出

現時点で、プロポリスの抽出方法は上記が主流となっています。
それぞれのメリット・デメリットがあるので、それをご説明いたしますね。

 

【抽出方法のメリット・デメリット】

アルコール抽出

一番古い方法ですが、今でも多くのプロポリス業者がこのアルコール抽出を続けています。
メリット:最も多くの成分を抽出できることと、費用も安く済むため、売価を抑えることができます。
プロポリス原塊は水に溶けない性質なので、アルコールに漬け込むことで成分がしっかりと溶けだします。また、アルコール自体に殺菌効果があるため、長期間保存ができるということもあります。
デメリット:プロポリス独特の味や匂いがするため、人によっては飲みづらい場合があります。

水抽出

プロポリスは水溶性ではありませんが、それでも水抽出がされるわけは、プロポリスの味や刺激が耐えられない人もいるためです。
メリット:プロポリスの苦味や独特な匂いがなく、非常に飲みやすいです。

また、タンパク質やアミノ酸に関してはアルコール抽出よりも多く抽出できると言われています。
デメリット:アルコール抽出に比べると、抽出できるプロポリスの成分はかなり少なくなります。また、水自体は腐るので、防腐剤など添加物を入れる必要がありますし、保存期間も短くなります。

超臨界抽出

比較的に新しい抽出方法です。プロポリス原料を抽出槽に入れ、そこに二酸化炭素を送り込み、35~40℃で超高圧をかけると、超臨界状態という気体でも液体でもない状態になります。そうすると、プロポリスの成分が二酸化炭素に溶けだすのです。
その後に圧を弱めると、二酸化炭素からプロポリス成分が分離して抽出されるという仕組みです。

メリット:プロポリス成分が固形(粉末)状になるので、加工しやすいというメリットがあります。
また、他の抽出方法では抽出しにくいとされている「テルペノイド」「ジテルペン」というプロポリスの希少成分がより抽出できると言われています。
デメリット:抽出できるプロポリス成分の幅広さ・豊富さでは、アルコール抽出には及びません。

ミセル化抽出

ミセルというと聞き慣れないかもしれませんが、簡単に言うと「乳化」です。
まずプロポリスをアルコール抽出し、その後にアルコール分を蒸発させます。そうして残った固形物に界面活性剤を加えて乳化させると、プロポリスの成分が溶け出すという方法です。その後にグリセリン(食品添加物)を加えて甘みを加えて飲みやすくしています。
メリット:アルコールを飛ばしているので、アルコールを全く受け付けない人に向いています。
プロポリスの苦み成分であるワックス(蜂ヤニ)を取り除き、甘いので子供でも飲みやすくなっています。
デメリット:蜂ヤニを取り除くことで、その中に存在する有効成分を捨てることになります。また、食品添加物も摂取することになります。

 

それぞれに一長一短がありますが、プロポリスを飲む本人が何を重要視するかで変わってきます。
どうしても苦いのが苦手なのであれば、甘くなる抽出方法を選ぶといいと思いますし、苦かろうが匂おうが、一番身体に効果のあるほうがいいのであれば、そのような抽出方法を選べばいいでしょう。

 

【寺尾養蜂はアルコール抽出】

寺尾養蜂のグリーンプロポリスは、30年もの間ずっとアルコール抽出一筋です。
アルコール抽出が一番プロポリスの有効成分を余すところなく引き出せるからです。

アルコールと言っても完全穀物(トウモロコシ)由来のエタノールですので、体に害は一切ありません。
30mlのプロポリス瓶に含まれるアルコールは20ml程度です。それを1ヶ月に1本飲んだとして、アルコール量は1日あたり0.6mlです。

ノンアルコールビール350ml中にもアルコールは15mlほど含まれており、その分量であれば果物の天然果汁に含まれているごく微量のアルコール分と同じなので、アルコールは0.00%としていいそうです。
そう考えると、アルコールがダメな人でも、アルコール抽出のプロポリスを飲んだところで何ら問題ないことが分かりますね。

 

丸分かりプロポリス